小規模事業者持続化補助金の賃金引上げ枠とは?

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賃金引上げ枠とは?

小規模事業者持続化補助金を申請するにあたり「賃金引上げ枠」という言葉を聞いたことがある方も多いかもしれません。この「賃金引上げ枠」の意味は、一言で言うと「賃金を上げた事業者には補助金を支給する」というものです。

<賃金引上げ枠の概要>
従業員のモチベーション向上や労働環境の改善を図り、事業の持続的な成長を支援することを目的としています。賃金引上げを実施することで、従業員の定着率向上や生産性向上が期待されます。

<補助率と補助上限額>
補助率: 補助対象経費の2/3。ただし赤字事業者の場合には3/4。 補助上限額: 200万円
※小規模事業者持続化補助金の中ではこの賃金引上げ枠で赤字事業者で進めることが一番補助金額、及び補助率が高いです。

事業内最低賃金について

事業内最低賃金とは、特定の事業場(企業や工場など)内で適用される最低賃金を指します。これは、労働基準法による全国一律の最低賃金に加え、企業が独自に設定する最低賃金のことです。
事業内最低賃金は、法定最低賃金以上である必要があります。法定最低賃金を下回ることは許されず、違反した場合は法的な制裁が課される可能性があります。

例えば東京都を例に出してみましょう。
2024年7月時点での東京都の最低時給は1,113円です。仮にあなたの職場の従業員の中で最も時給が低い方の時給が1,200円だった場合、この場合における事業内最低賃金は1,200円となります。

賃金引上げ枠は今後さらに注目される?

円安もすすむ昨今の日本。企業にとっては賃上げは大きなテーマとなってきています。
実際に最近は従業員の給与が上がり続けています。最低時給もほぼ毎年改正があり、増え続けています。
こういった事情からも小規模事業者持続化補助金の賃金引上げ枠はさらに注目を浴びることになるかもしれません。

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補助金申請においては場合によってはせっかく申請をしたのに、書類不備から採択されないといった場合もございます。
そうならないためにも不安な方は専門家に一度問い合わせてみることをおすすめします。

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