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赤字事業者だと補助率がUP
小規模事業者持続化補助金の補助率は原則2/3です。これはどの類型にも当てはまります。
しかし、赤字事業者であれば補助率が2/3から3/4に上がるのです。
例えば60万円の事業実施があったとして、2/3の補助率は40万円ですが、3/4の補助率ですと45万円となります。
つまり赤字事業者である場合は、その旨を伝えて申請したほうがより補助の金額が増えるのです。
赤字事業者としての申請に必要な書類
ここでは赤字事業者として申請するために必要な要件を抜粋します。
「賃金引上げ枠」に取り組む事業者のうち、直近1期または直近1年間の課税所得金額(※1)がゼロ以下である事業者。
※1:課税所得金額は以下のことを指します。
<法人の場合>
直近1期分の法人税申告書の別表一・別表四「所得金額又は欠損金額」欄の金額。
→ここの欄の金額が0円以下である必要があります。
<個人事業主の場合>
直近1年間の「所得税および復興特別所得税」の「確定申告書」第一表の「課税され
る所得金額」欄の金額。
→ここの欄の金額が0円以下である必要があります。
確定申告時に用いる書類ですので、探してみてください。
これらの要件を満たすことで補助率が2/3から3/4に上がるということです。
まとめ
赤字事業者としての申請は類型の「賃金引上げ枠」でしか使えませんので、この点はご注意ください。
逆に賃上げを予定している、前期が赤字だった事業者さんは是非こちらをご活用ください。
繰り返しますが補助率が2/3から3/4になるのは結構大きいですよ。
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