Jグランツについて ※(2025年1月時点)最新情報あり

こんにちは。行政書士の樽見です。今回はJグランツについて解説いたします。

目次

そもそもJグランツとは?

早速本題です。
そもそもJグランツとは何なのでしょうか?

よく耳にはするけど、何なのかはよく分からない方も多いかと思います。

Jグランツ(J-Grants)**とは、中小企業や個人事業主向けに、補助金や助成金の電子申請ができるオンラインプラットフォームです。経済産業省が運営し、事業者が補助金を簡単に申請できるようにするために提供されています。

要は補助金をオンラインで申請する際に使うサイトです。
このJグランツを使えば、紙に印刷して郵送で出していた申請が、全てオンライン上で完結するというものです。

実際、かなり便利です。
小規模事業者持続化補助金などでも、数年前までは紙での申請が主でしたが、最近では専らJグランツを用いたオンライン申請が主流です。

※ちなみに、Jグランツを使っての申請やログインは「GビズID」という法人・個人事業主向けの共有認証システムを使用します。
この「GビズID」に関しては、Jグランツ以外の行政サービスも受けることが可能なものです。

具体的にどんな補助金が対象なの?

具体的にどういった補助金が対象になるのか、以下にまとめました。

・小規模事業者持続化補助金(販路開拓や業務効率化支援)
・ものづくり補助金(設備投資支援)
・事業再構築補助金(新分野展開支援)
・その他、経済産業省や中小企業庁が実施する補助金

これらはJグランツを用いて申請することが可能です。

デジタル庁としては、ペーパーレスを推進していきたい考えがあるようなので、
今後Jグランツを用いて申請できる補助金は増えていきそうですね。

現に2025年以降は原則全ての補助金を電子申請に切り替えていく、とデジタル庁は発表しています。

Jグランツは難しい・・??

Jグランツについて、事業主さまのご意見をたまに聞きますが、操作方法が難しい・複雑だという声をききます。
確かに慣れないうちは、操作方法については難しい点もあるかもしれません。

実際にこれまでも、Jグランツを使わずに例外的に紙に印刷して補助金申請を行うことも認められており、
一定数の事業者さまはこの「印刷~郵送」で申請する形を取られています。

今後、行政書士が代理で操作可能に・・!!

実は先日、デジタル庁が発表した資料によると、令和7年度(2025年度)のJグランツを用いた補助金申請からは
行政書士などの士業が代理申請できるような機能を設ける。という発表がありました。

これはかなり大きな出来事です。
従来は、Jグランツを操作して補助金申請することは事業者しかできませんでした。
(一部では代理人が代わりにJグランツを操作していた・・・ということも)

しかし今後は、Jグランツ側が代理操作・申請機能を追加するとのことで、
その問題が解決します。

どうもパソコンは苦手・・・

と思っていた事業者さまには朗報ですね。
これからは正式に認められた行政書士が、Jグランツを操作し代理申請が可能となります。

お問い合わせはこちらから

いかがでしたでしょうか?
補助金申請がJグランツ経由でより簡単になる、さらにJグランツは代理操作が認められるようになる、
と令和7年(2025年)は劇的に変わっていきそうですね。

補助金申請に関し気になることや、具体的に申請したい補助金がありましたら一度ご連絡ください。
力になれるかもしれません。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

問合せはこちらからどうぞ↓↓

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