創業型と一般型の違いを徹底比較!どちらの持続化補助金を選ぶべき?

こんにちは。行政書士の樽見です。
今回は「持続化補助金」の創業型と一般型の違いを比較していきましょう。

事業者さんごとの特性、ニーズによってどちらの型を選べばいいかが分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。


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申請~採択に向けて動き出したいけど、何から手を付けていいか分からない・・といった方にお勧めです。
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目次

はじめに

小規模事業者持続化補助金には大きく分けて 「一般型」「創業型」 があります。
2025年現在、第18回一般型と第2回創業型の公募が行われており、どちらに申請すべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、補助上限額・対象者・対象経費・申請要件などを比較し、個人事業主や1人社長がどちらを選ぶべきかを整理します。

創業型と一般型の基本的な違い

項目一般型(第18回)創業型(第2回)
対象者小規模事業者(創業年数問わず)創業から3年以内の事業者
補助上限額通常枠50万円
インボイス特例+50万円
賃金引上げ特例+150万円
最大250万円
200万円
+インボイス特例50万円
最大250万円
補助率2/3(賃金引上げ特例で赤字事業者は3/4)一律 2/3
申請書式様式1~6(+添付書類)様式1~6(+添付書類)
重複申請他の回との重複不可一般型との同時申請不可

創業型が向いている人

  • 開業から3年以内の 個人事業主・小規模法人
  • 「ホームページ制作」「広告出稿」「店舗改装」など、創業初期の販路開拓をしたい人
  • 創業の動機や経歴をアピールできる人

👉 「創業間もない事業者に手厚い制度」です。

一般型が向いている人

  • 創業から3年以上経っている事業者
  • 「賃金引上げ特例」を使って補助率3/4を狙いたい人
  • 創業型に該当しないが、販路開拓や業務効率化に取り組みたい人

👉 「幅広い小規模事業者が対象」の制度です。

よくある質問Q&A

Q. 創業3年以内でも一般型を選べますか?
👉 はい、可能です。ただし創業型との重複申請は不可。どちらかを選択する必要があります。

Q. 補助額だけで考えるとどちらが有利ですか?
👉 上限額はどちらも最大250万円。ただし「賃金引上げ枠」は一般型だけにあります。創業初期なら創業型、それ以外は一般型を検討しましょう。

Q. 採択率はどちらが高いですか?
👉 公式には非公開ですが、創業型は「創業間もない人専用」なので計画の完成度で差が出やすい印象です。

行政書士からのアドバイス

「創業型か一般型か」選ぶときのポイントは、創業年数と経営状況です。

  • 創業3年以内 → 創業型
  • 創業4年以上 → 一般型
  • 賃上げ特例を活用したい → 一般型

迷ったら、申請要件を精査して「採択されやすい方」を選ぶのがおすすめです。

まとめ

創業3年以内なら創業型が有利(上限200万+インボイス特例で最大250万)

創業4年以上や賃金引上げ特例を使いたい場合は一般型

重複申請は不可なので、どちらにするか早めに決断を!

お問い合わせはこちら

「自分の事業は創業型と一般型どちらで申請すべきか?」
「補助金を最大限活用したいけれど要件が分からない」

そんな方は、ぜひ当事務所までご相談ください。
行政書士として、あなたに最適な補助金申請をサポートします。

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