こんにちは。行政書士の樽見です。
小規模事業者持続化補助金では、WEB広告費の利用が認められています。
最近はオフライン広告よりもオンライン(WEB)広告を積極的に使う事業者様もいらっしゃるかと思いますので今回はそのWEB広告について説明します。
様々な証拠が必要
小規模事業者持続化補助金にて、WEB広告をつかう場合は「ウェブサイト関連費」に該当します。
WEB広告利用の場合はいくつかの証拠書類が必要となりますので、採択され事業実施をする際によく注意しておきましょう。
広告予算や広告設定日などの情報
予算をいくらで計上していたのかが分かる管理画面や操作履歴画面を提出」とあります。
WEB広告はパソコンで広告設定の管理画面を閲覧することがほとんどかと思いますので、予算に関するページをしっかりスクリーンショットをとっておきましょう。
例えばMeta広告(旧 Facebook広告)を例に出すと、広告マネージャー画面にて、広告セット単位で広告開始日であったり、日予算を表示できる箇所がありますので、そちらの画面を撮っておきましょう。
広告開始日は注意!
この広告は「交付決定通知」の日付以降に設定されたものでないといけません。
採択前から配信していたWEB広告は補助対象外となりますので注意が必要です。
よくあるのが、採択通知をもらったタイミングで広告配信を始めてしまうケースです。
「採択通知」と「交付決定通知」、両者には少し期間の差が発生しますので、よくよく注意をしてください。
支払い日も注意
WEB広告の支払いにはほとんどの方がクレジットカードを使用されていることと思います。
このクレジットカード利用で補助事業を進めることも注意が必要です。
何が注意かというと、補助事業実施期限までに、銀行口座からのクレジットカードの引き通しがされている必要がある」という点です。
例を用いて説明します。
補助事業実施期限が仮に2024年8月31日までとすると、補助事業に用いた広告費をクレジットカードで支払ったとして、その広告費が含まれたクレジット支払いは当然に8/31までにされていることが必要です。
よくあるクレジットカードの締め~支払いタイミングとして、末締め翌月末払いとかがあります。
今回の例にあてはめると、8/10~8/20まで広告配信をしました。この広告費が8/31で締められて、翌月の9/30にクレジットカードで支払われました。となると、広告利用期間、クレジットカードでの決済は共に補助事業実施期間内で行われていますが、肝心の支払いは補助事業実施期間を過ぎた9/30での支払いとなっているため補助対象から外れてしまいます。
こういったことがあるので、大変注意が必要なのです。
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いつの間にか始まって、いつの間にか公募が終わることの多い小規模事業者持続化補助金。
特に最近は公募期間が2~3週間と、かなりタイトになってきています。
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