持続化補助金に関するよくある質問Q&A【創業型・一般型まとめ】

目次

はじめに

こんにちは。行政書士の樽見です。
「持続化補助金を使いたいけど、仕組みがよくわからない…」
「創業型と一般型、どちらに申請すべき?」

そんな疑問を解消するために、ここでは 第18回一般型・第2回創業型 を中心に、よくある質問と回答をまとめました。
個人事業主や1人社長の方が検索しそうなポイントを重点的に取り上げています。


Q1. 創業型と一般型の違いは?

A. 創業型は「創業3年以内」の事業者専用、一般型は「創業年数問わず」の小規模事業者向けです。

  • 創業型:補助上限200万円(+インボイス特例50万円で最大250万円)、補助率2/3
  • 一般型:通常50万円、特例(+インボイス特例50万円、賃上げ特例150万円)を活用すると最大250万円、補助率2/3(賃上げ特例で且つ赤字事業者は3/4)

Q2. 一般型と創業型を同時に申請できますか?

A. できません。
重複申請は禁止されており、どちらか一方を選ぶ必要があります。


Q3. 補助対象になる経費は?

A. 主に以下の経費が対象です。

  • ホームページやECサイト制作
  • チラシ・広告・看板などの販促費
  • 展示会出展費用
  • 生産性向上に資する機械・システム導入

逆に「家賃・光熱費・人件費・交際費」などは対象外です。


Q4. 交付決定前に事業を始めてもいいですか?

A. NGです。
交付決定通知が出る前に発注・契約・支払いをした経費は補助対象外となります。
必ず交付決定を待ちましょう。


Q5. 事業実施期間はいつからいつまで?

A.以下となります。

  • 第18回一般型:2026年3月頃の交付決定 ~ 2027年2月26日(金)まで
  • 第2回創業型:同じく交付決定以降に開始、1年程度の実施期間

Q6. 書類はどれくらい保管する必要がありますか?

A. 見積書・請求書・領収書・銀行振込明細などは、最低5年間 保管が必要です。
補助金は「証拠資料の管理」が非常に重視されるので要注意です。


Q7. 採択率はどれくらいですか?

A. 公表はされていません。
ただし、審査は「計画の一貫性・市場性・数値の妥当性」で判断されるため、計画書の完成度が高い事業者ほど採択されやすいです。


Q8. 創業直後でも申請できますか?

A. はい。
創業型はまさに「創業3年以内の事業者」が対象です。
ただし「創業予定者(まだ開業届や登記をしていない人)」は対象外なので注意してください。


行政書士からのアドバイス

持続化補助金は「知っているか知らないか」で大きな差が出ます。
よくある質問の多くは、事前に準備していれば回避できる内容です。
不安があれば、専門家に相談するのが採択率を上げる近道です。


まとめ

  • 創業型は創業3年以内専用、一般型は幅広い事業者向け
  • 重複申請は不可
  • 補助対象は販路開拓・業務効率化に関する経費
  • 交付決定前に動くのはNG
  • 帳票類は最低5年間保管

お問い合わせはこちら

「自分は創業型と一般型どちらに当てはまるのか?」
「計画書や経費の書き方で不安がある」

そんな方は、ぜひ当事務所にご相談ください。
行政書士として、補助金の申請から採択後のサポートまで伴走いたします。

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